HD-2D版ドラクエ3で、オーブ集め辺りになって「やけにザキが直撃するな」とか「眠りなどの状態異常にかかりやすくなるな」っと感じませんか?
実はHD-2D版の状態異常にかかる確率には、なんとキャラ自身の「運の良さ」が大きく関わっています!
状態異常耐性の計算
基本回避率 × 運による耐性係数(1.2〜0.8)
となります。
基本回避率は、その状態異常技の成功率の逆(100-成功率%)となります。
運による耐性係数
この係数は最大1.2から最小0.8をとります。
ざっくり言うと、
- 1より大きいと有利(状態異常にかかりにくくなる)
- 1より小さいと不利(状態異常にかかりやすくなる)
となる係数です。
そしてこの係数は、その時点での「運」が そのレベルでの「運の基準値」と比べて多いか少ないか、で決定します。
「運の基準値」はルックス、性格、職業によって変わらず、あくまで各レベルで全員共通の値が設定されています。
現時点での運が そのレベルにおける運の基準値と比べて、
- 2割以上多ければ1.2
- 間の区間は概ね 運を基準値で割った数
- 2割以上少なければ0.8
となります。
具体例
敵のザキの成功率は23%ですが、
運が基準値よりも2割以上大きいケースで、(100-23)×1.2=92.4%回避 となります
運が基準値よりも2割以上少ないケースで、(100-23)×0.8=61.6%回避 となります
こうして比べると、運の大小でかなりの違いが出てきます。
同じザキでも、運が高ければ約1割の命中ですが、運が低いと約4割の命中となります。
考察
性格補正値がない性格「ふつう」であっても、Lv.22を超える辺りから 運基準値についていけずに、耐性係数が1を下回るようになってしまいます。
おそらく、「序盤は状態異常で苦しまないように」、しかし「中盤以降は耐性装備も整えないと苦戦する」ような意図を制作側が持っているものと推察しています。
運基準値はレベルが上がるに従ってハードルが上がっていきます。
なので、耐性面を重視するなら、なるべく低レベルで進めると耐性面では有利になる、と言えます。
従来オススメしていた性格「ごうけつ」だったり「いっぴきおおかみ」は、運が上がりにくい性格になっていて、これらはもっと早くに耐性係数が1を下回ります。
これを踏まえ、現在ではオススメの性格を変えるべきかどうか、様々な角度で検証しています。
現時点で言えることは、「運の良さを疎かにしてはいけない」ですね・・・。
運の良さを重視するなら、性格補正値でマイナス面がなくて運が大幅に伸びやすい「ラッキーパーソン」がオススメとなりますね。
また、「セクシーギャル」も運の補正がプラスなので、引き続きオススメできます!